Last Updated on 2021年3月20日 by hana_musi
私が生まれた年に発売されたcanonの古いLマウントレンズを入手しました。
60年前のLENSにしては、前玉に拭き傷が有るものの曇りもなくクリアーできれいだと思います。
Lマウントのレンズは、フランジバックが28.8mmと短くミラーレス一眼にセットすると
非常にコンパクトになります。
その反面、最短撮影距離が1mほどになってしまいます。
このレンズも御多分にもれず最短3.5フィート(106.68cm)
因みにこのレンズの距離表示は、フィート表示です。
とりあえずアダプターの有るGX1でサンプル撮影です。
色の乗りに派手さはありませんが、好ましい描写だとおもいます。
でもお散歩に使うレンズとしてはもう少し寄って撮りたい。
で、いろいろ調べてみましたがL39➡m4/3のヘリコイドアダプターは販売されていません。
ただライカM➡NEXヘリコイド付きマウントアダプターは、何種類か出ています。
これにL39➡LMアダプターを着ければ何とかなりそうです。
最安値は共に庶民の味方Pixco 製
ライカM→ NEX マクロヘリコイド機能付き 5400円
ライカ L → M マウント 変換アダプター 50-75mm 956円
さそっくAmazonでポチットします。
届いた商品がこちら
画像では、わかりませんがライカM→ NEX ヘリコイド付きマウントアダプターは笑っちゃうほどでかいです。
α7に取り付けるとこんな感じです。
銀色のヘリコイドリングがあまりにも大きくてかっこ悪いので例によって改造します。
大きく見えるヘリコイド用の調整リング(銀色のわっか)を固定しているリングネジを外します。
意外と簡単に外れました。
銀色のわっかを固定しているガイド部分(リングネジの反対側)でっぱりをヤスリでカットしたら大分小振りになりました
画像下の小さなネジを動かすとヘリコイドの送り出しが出来ます。。
ヘリコイド調整リング無でも問題なく使えます。
レンズを着けるとこんな感じ
ヘリコイドの調整がしやすいようにネジを手持ちの大き目の物に付け替えました
なんか良い感じでかっちょえーです。
で、肝心な写りは
20cmくらいまでよれます。
こちらはクロップしたもの画質もなかなかです。
JPG,開放モノクロ
f8RAWで撮影を撮って出しです。
何枚か撮影してみた改造ヘリコイドの印象は。細かいピント合わせは、やりにくくなりましたが
ON/OFF的にmacroの切り替えができると思えば使い勝手は、まずまずです。
今回使用したPixco は、作りはチープですが他の国産メーカー品に比べ半額以下の
コストパフォーマンスとちゃんと無限遠の出る制度を考えるとこれも有りかとおもいます。
※あくまでも個人の感想です改造等は自己責任で行ってください。